【宇宙就活】宇宙業界/宇宙関連企業を目指す大学生が考えるべきこと【経験から語る】

キャリア・転職
宇宙業界や宇宙開発系企業に興味あるけど、自分なんか無理だろうな。仮に就職出来ても宇宙って汎用性無さそうだし転職とか難しそう、友達もやめた方が良いって言ってたしな・・・やっぱり諦めるべきなのかなぁ。
こういった宇宙業界や宇宙開発系企業への就職を悩んでいる大学生向けの記事です。
私の意見は次のとおり。
  1. 周りのネガティブな意見は完全無視です。
  2. 将来どうなるかなんて誰にもわからない。
  3. まずは今自分が興味ある事を一生懸命にチャレンジしてみる。
はじめにこの記事を書いている私の自己紹介をします。
私は新卒で宇宙関連系企業へ入社して、約8年間宇宙業界で勤務しました。その時の主な仕事は下記の通りです。
  • 宇宙放射線計測器の開発・解析
  • 人工衛星画像解析
また、宇宙ベンチャー企業の技術ボランティアとして約1年間、ロボットの自己位置推定技術開発の支援を行った経験もあります。
今は宇宙以外にもやりたいことが見つかり、ひとまず宇宙業界からは離れて都内のスタートアップ企業でデータサイエンティストとして勤務しています。
順風満帆なキャリアに思えるかもしれませんが、当時学生だった私もこの記事を見ている皆さんと同じような悩みを抱えながら、就活をしていました。
冒頭で書いた悩んでいるセリフは過去の自分が当時思っていたことです。
私の場合、周りのネガティブな意見は無視して自分のやりたいことを優先させた結果、今ではやりたいことがやれて充実した毎日を過ごしています。
こういった私の経験から感じたことやわかったことをみなさんにシェアしたいと思います。

ネガティブな意見は完全無視でOKです

多くの人は自分の経験を正当化してそれを他人に押し付けようとします。
例えば、当時大学生だった私は友達に宇宙開発系の企業に就職したいと言ったところ、その友達はこう言いました。
「宇宙業界はかなり特殊で汎用性無いからやめた方がいいよ」
今の私からすれば色々と突っ込みどころ満載の発言なのですが、当時の私にとってはすごく悩まされた記憶があります。
基本的にその業界を経験したことが無い人の発言は無視してOKです。それに加え、社会経験が無い友達の言うことはなお更完全無視です。
最終的に私は友達や周りのネガティブな意見に惑わされず、自分がやりたいと思った道に進みました。
その結果、宇宙業界で勤務も出来ましたし、今では宇宙とは全く関係の無い業界でデータサイエンティストとして働けています。

宇宙業界でどんなことがしたいのか

宇宙業界と一言で言っても、人工衛星・ロケット・天文・有人宇宙というようにとっても広い業界なんです。
「あなたは宇宙業界のどんなことに興味があって仕事にしていきたいですか?」
宇宙業界を目指す大学生にこの質問をすると、意外と曖昧な返事しか返ってきません。
私もそうでした。何となく宇宙が好きで、とにかく宇宙に関われればそれでいい、そう思っていました。
もちろんこの考え方を否定するつもりはありませんし、その情熱を持って是非チャレンジして欲しいと思います。
一方で、漠然とした考えで宇宙業界に入ってミスマッチだけはしてほしくないと思います。
私のおすすめは宇宙というキーワードからもう一つ掘り下げてみることです。
つまり、宇宙→〇〇というように、漠然とした考えからもう少し具体性を持ちましょうという意味です。
〇〇に入るのはみなさんが最も興味関心あることです。
ロケットでもいいですし、人工衛星でも構いません。
就活をする上でもこの考えはとても大事になってきます。

JAXA以外にもたくさん選択肢はある

宇宙開発を目指す人にとって真っ先に思い浮かぶのはJAXAですよね。
もちろん日本の宇宙開発のリーダー的な役目をもっている研究機関ですので、目指すこと自体はとても素晴らしいことです。
しかし、自分がやりたいことは本当にJAXAじゃなければ出来ないのかをよく考えましょう。
”宇宙=JAXA”というような考えは選択肢を狭めてしまうからです。
例えば、ロケット開発がしたいのであれば重工メーカーだっていいはずです。
もっと言うと、ロケットに搭載する部品を自分の手で一から作りたいのであれば、もしかしたら重工メーカーではなく、もっと小さい規模の企業の方が相応しいかもしれません。
JAXAや大企業だからといって必ずしも自分がやりたいことが出来るわけではないことに注意しましょう。

これからは民間の時代

これからの宇宙産業は間違いなく民間の時代になると思います。
それは世界の動きを見てもわかります。
最近はSpaceXやBlue Originといった宇宙関連の話題を作っているのは民間企業が多いですよね。
そして、日本では特にベンチャー企業を中心にその動きが加速しています。
民間企業が宇宙市場にどんどん参入することはとても良いことです。
市場全体大きくなりますし、今後は宇宙がより身近に感じられるようになるでしょう。
これからの宇宙ビジネスについてもっと詳しく知りたい人は、こちらの書籍を読んでみてください。


宇宙ビジネス入門 NewSpace革命の全貌

宇宙を市場ととらえてどのような企業がどういった事業を目指しているのかが詳しく解説されています。
私が学生の頃はこんなに宇宙ビジネスについてまとまった本は無かったので、正直今の学生さんが羨ましいです。。。

おすすめ宇宙ベンチャー

個人的には宇宙ベンチャーをおすすめします。
「え、ベンチャー企業っていつ潰れるか不安・・・。」
そう思う人もいるでしょう。
しかし、日本でも実質上、終身雇用制度が崩壊していますので、大企業に入ったからといって安泰という考えは完全に時代遅れです。
これからの社会で一番重要なのは、個人のスキル・経験です。
この二つさえあれば、会社が潰れようが何しようが自分一人の力だけで食べていけるわけです。
そして、このスキルと経験を一気に伸ばしてくれる環境がベンチャーだと思います。
もちろん大きな組織でもスキルと経験も得られることは得られますが、いわゆる大企業病というものになりやすいです。
大企業病を知らない人はググって下さいね。
私自身、今はベンチャー企業勤務ですが、組織の意思決定の速さ、良い意味でのプレッシャー、市場全体を見る力、他にも色々ありますがこういったスキルや経験が確実に成長したと実感しています。
なので、これから社会人をスタートしようとしている学生さんには是非チャレンジして欲しいですね。
まだ年齢的にも若く時間もたくさんあるので安易に安泰を求めず、チャレンジしましょう。
チャレンジをした分、圧倒的に成長できます。

最後に

私の経験をもとに宇宙業界を目指している学生向けに解説をしてきました。
宇宙業界は今まさに変革の時代を迎えていて、チャンスがたくさんあると感じています。
ただ一つ僕にとって重要なのは、自分がこの人生で何を成したいかを知っていて、それに向かって日々頑張り続けていることだ。空の向こうに目指す星が明々と輝いていることだ。
上記は現在、NASAのジェット推進研究所で勤務している小野さんの本の引用です。
宇宙業界を目指す学生さんには是非読んでもらいたい一冊です。
小野さんも大学生の頃に進路について悩んでいた時期があったとこの本でも書かれていて、共感出来る部分がたくさんあると思います。
今回は以上です。
自信を持って今すぐチャレンジしましょう。

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